目尻のまつ毛がはねるクセ毛という事に
最近気づきましたよ…
これのせいでアイライン書きにくいし
つけまも付けにくい。゚(゚^ω^゚)゚。 pic.twitter.com/wWD0TiDBNG— はるちゃん (@haaha969) 2017年2月5日
自まつ毛の目尻に上向きのクセがあるので、同じカールにしてしまうと目尻のみが上がりすぎてしまう可能性があるので、目尻のみJカールに変え、全体をCカールにし、カール感に差が出すぎないようにした似合わせmixデザイン♡ pic.twitter.com/sbCzPI4wU3
— ✂美容師.K✂juliet (@juliet20160506) 2016年5月8日
お好きな見出しからどうぞ
【1】まつ毛のクセには2つのタイプがある
髪の毛のクセが人それぞれ異なるように、まつ毛のクセにも様々なタイプがあります。ただまつ毛は短いため、髪の毛ほどはクセの特徴が目立ちません。そのためまつ毛のクセは、先天的なものと後天的なものとの2タイプに分類されるのが一般的です。
(1)先天的なまつ毛のクセ
生まれつき髪の毛にクセがある方がいるように、まつ毛のクセにも、先天的なものがあります。ただ、髪の毛の場合は縮れやうねりに悩まされることが多いのですが、まつ毛の場合、毛の「細さ」が問題になることがほとんどです。
というのもまつ毛には髪の毛ほどの長さがないため、多少うねっていてもそこまで目立つことはありません。しかしまつ毛が細い人の場合、ちょっとしたことが原因でまつ毛が曲がったり、折れたりしてしまうのです。
まつ毛にも「生えグセ」がある
先天的なまつ毛の生えグセには、「上がりまつ毛」「下がりまつ毛」「逆さまつ毛」の3タイプがあります。
「上がりまつ毛」とは上に向かって生えているまつ毛のことで、上まつ毛に関してはさほど問題にならないのですが、下まつ毛にこの生えグセがある場合、目に入ってしまうため直す必要があります。
「下がりまつ毛」は下向きに生えているまつ毛のことで、ビューラーでカールをつけても短時間で元通りになってしまいます。まつ毛が下がっていると目が小さく見えてしまうため、ホットビューラーやまつ毛パーマでカールをつけるなどの対策が必要です。
「逆さまつ毛」は、上まつ毛が下向きに、下まつ毛が上向きに育ってしまうもののことで、まつ毛が目に入ると角膜を傷つけてしまうことがあります。逆さまつ毛を放置していると目の健康を害する可能性があるため、眼科での治療をおすすめします。
(2)後天的なまつ毛のクセ
まつ毛のクセは、日常的な動作やまつ毛メイクなど、後天的な原因によって発生することもあります。まつ毛のクセが後天的なものである場合、以下のような状態になることが多いようです。
・まつ毛の向きがバラバラになっている
・まつ毛がぐにゃっと曲がったようになっている
・以前は直毛だったのに、くせ毛のようになっている
・コームを使ってもまつ毛の向きを整えられない
【2】まつ毛のクセはなぜできる?その原因とは
まつ毛のクセが後天的なものである場合、その原因は一体何なのでしょうか。ここからは、まつ毛のクセができる原因について詳しく見ていきましょう。
(1)毎日のまつ毛メイクによるダメージ
多くの女性は、マスカラやつけまつ毛を使ったメイクをしたり、まつエクをつけていたりします。しかしこれらのメイク法は、まつ毛に大きな負担をかけてしまいます。
たとえばマスカラに関していうと、その中には防腐剤や合成ポリマーといった添加物が配合されています。マスカラを使えば目元をきれいに見せることができますが、反面、マスカラを塗っている間はずっと、添加物による負担がまつ毛にかかり続けることになります。
(2)ビューラーによる負担
まつ毛を上げたり、カールをつけたりするのに役立つ「ビューラー」。皆様の中も、まつ毛のクセを直すためにビューラーを使っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、ビューラーはまつ毛を「挟む」ことでカールをつけるものであるため、まつ毛にはとても大きなダメージを与えてしまいます。また、ビューラーを使うときにまつ毛を引っぱっていると、その負担はさらに大きくなります。
(3)不十分なクレンジングによるメイク残り
上述のようにマスカラには、様々な添加物が配合されています。そのためクレンジングが不十分でマスカラをしっかり落とせていないと、添加物がまつ毛に付着したままになりダメージを与えてしまいます。またマスカラの残りかすがこびりついたまま乾燥すると、まつ毛の向きがバラバラになることもあります。
ウォータープルーフタイプなど、落ちにくいマスカラにはそうでないものと比べて多くの添加物が使われているため、メイク残りがないよう注意が必要です。
(4)クレンジングによる摩擦
アイメイクをしっかり落とすことは大切ですが、だからといって乱暴なクレンジングをするのはよくありません。というのもまつ毛は物理的な刺激にとても弱く、クレンジングの際にゴシゴシこすっていると、摩擦によるダメージを負ってしまいます。また目元をこすると、その方向にまつ毛が歪んでしまうこともあります。
後天的なまつ毛のクセは、日々の何気ない動作が原因となって生じることもあるのです。
(5)栄養バランスの乱れ
まつ毛のクセは、栄養バランスの乱れが原因となって生じることもあります。
まつ毛はたんぱく質を主成分としてつくられているのですが、人は体内でたんぱく質を生成できないため、これを食事から摂取するしかありません。ところが現代女性の多くは、極端なダイエットや偏食、カップラーメンやファストフードの利用などにより、たんぱく質の摂取量が不足しています。
たんぱく質が足りないということはまつ毛の原料が足りないということであり、そのような状態で育つ脆いまつ毛には、クセがつきやすくなってしまうのです。
(6)ストレスなどによる血行不良
まつ毛は、毛根のすぐ近くにある毛細血管の中を流れる栄養分を吸収して成長します。そのため、血行が悪いとまつ毛の成長に必要な栄養分が行き届かず、質の悪いまつ毛しか育ちません。するとその影響によって、クセがつきやすくなったり、毛先がバラバラの方向をむいたまつ毛が育ったりするようになるのです。
血行不良の原因としては、以下のようなものが考えられます。
・ストレス
・喫煙
・冷え性
・脂質の多い食事
【3】自宅でできる!まつ毛のクセの直し方
まつ毛のクセは、簡単なケアで直すことができます。用意するものは、まつ毛用のコーム、ビューラー、ドライヤー、まつ毛美容液、まつ毛コーティング剤の5つです。
■STEP1:コーミング
まずは、コームを使ってまつ毛をコーミングします。コームは、事前に水で濡らしておいてください。寝ぐせなどでまつ毛が極端に折れたり曲がったりしている場合は、温めたタオルを目元におきしばらく蒸らすことで、まっすぐに整えられます。
■STEP2:ブロー
まつ毛の下側からドライヤーを当てて、ブローします。熱風を至近距離で当てるとまつ毛を傷つけてしまいますので、30センチほど離れたところから風を当てるようにしましょう。弱い風でゆっくりブローすると、まつ毛のクセを無理なく直すことができます。
■STEP3:まつ毛美容液を塗る
まつ毛美容液には、まつ毛にハリとコシを与えたり、水分補給をしたりする作用があります。これらの作用はまつ毛のクセを直すうえでもたいへん効果的ですので、根元から毛先までしっかり塗りましょう。
■STEP4:ビューラーでまつ毛を整える
ビューラーでまつ毛を挟み、持ち上げるようなイメージでカールをつけます。ただし、無理な力を加えるとまつ毛にダメージを与えてしまいますので、強く挟みすぎたり、引っぱったりしないよう気をつけましょう。
頑固なクセには、ホットビューラーを使うのもおすすめです。
■STEP5:コーティング
まつ毛コーティング剤には、まつ毛を固定する作用があります。ブローとビューラーでまつ毛を上向きに直した後は、コーティング剤を塗ってまつ毛を固定し、きれいな形をキープしましょう。
【4】まつ毛のクセを根本から直す方法
まつ毛のクセは、ブローをしたり、まつ毛パーマをかけたり、アップワードラッシュという施術方法によるまつエクをつけたりすることで、きれいな形に直すことができます。しかしこれらはあくまで対症療法に過ぎず、まつ毛のクセを根本的に直したわけではありません。では、まっすぐできれいなまつ毛を育てるには、どうすればいいのでしょうか。
(1)まつ毛への負担を減らす
まつ毛のクセを直すにはまず、まつ毛への負担を減らすことが大切です。具体的には、以下のような対策が効果的でしょう。
・お湯でオフできるフィルムタイプのマスカラを使う
・毎日ビューラーを使っている人は、ホットビューラーに変える
・クレンジングをするときに、まつ毛を強くこすらない
毎日のメイクとクレンジングでは、まつ毛にかなりの負担をかけています。マスカラを何重にも塗っているという方は、まつエクへの切り替えを考えてみてはいかがでしょうか。もちろんまつエクも自まつ毛には負担をかけますが、ナチュラルメイクでも目を大きく見せられるため、アイメイクによる負担をかなり軽くできるはずです。
(2)まつ毛美容液を使ってケアする
まつ毛のクセを直すには、まつ毛美容液を使ったケアも効果的です。
脆く弱ったまつ毛は、キューティクルが剥がれて中もスカスカになっています。この点、まつ毛美容液には美容成分や潤いを補給しつつ、まつ毛にハリとコシを与える効果があります。さらにまつ毛美容液には、丈夫なまつ毛の育成をサポートする効果もあります。
そのためまつ毛美容液を使ったケアをすれば、弱くなったまつ毛を補強していまあるクセを直しつつ、クセがつきにくい健康なまつ毛を育てることができるのです。
(3)食生活を改善する
まつ毛は、たんぱく質を主成分として生成されます。そのためクセがつきにくい丈夫なまつ毛を育てるには、肉や魚、大豆食品などたんぱく質が多く含まれるものを食べる必要があります。
また、体内に取り込まれたたんぱく質を代謝(体の中で使える状態に変換すること)するにはアミノ酸の働きが必要不可欠ですので、必須アミノ酸の一種である「メチオニン」も、積極的に摂取しましょう。メチオニンは、豚肉や鮭、赤ピーマン、ブロッコリーなどに多く含まれます。
ビタミンB群や亜鉛もまつ毛の育成に必要な栄養素ですので、併せて摂取してください。ビタミンB群はレバー、ナッツ類などに、亜鉛は牡蠣、カニ、卵黄などに多く含まれています。
(4)ストレスと上手に付き合う
人はストレスがたまると、皮脂の分泌量が増したり、血行が悪くなったりします。血行不良はまつ育の大敵ですので、クセのつきにくい丈夫なまつ毛を育てるには、ストレスをためないことが大切です。
ただ、「ストレス社会」と呼ばれる現代社会で生きている以上、全くストレスを感じずにいる難しいでしょう。しかしストレスと「上手に付き合う」ことならば、さほど難しくないはずです。
リフレッシュをしたり、誰かに話を聞いてもらったり、適度な運動をしたり、お風呂につかって体を温めたり…。自分に合った方法で、ストレスと上手く付き合ってみてください。
(5)質のいい睡眠をとる
まつ毛のクセを直すには、質のいい睡眠をとることも大切です。まつ毛の育成には「成長ホルモン」の分泌・作用が必要なのですが、この物質はほとんどが寝ている間に分泌されます。そのため睡眠時間が足りていないと成長ホルモンが十分に分泌されず、健康なまつ毛を育てることができなくなってしまうのです。
質のいい睡眠はクセのつきにくいまつ毛の育成にたいへん効果的ですので、なるべく夜更かしをせず、十分な睡眠を確保するようにしましょう。寝つきが悪い方は、以下のような対策を試してみてください。
- 寝る直前にスマホやパソコンの画面を見ない
- 軽いストレッチをする
- 日中に適度な運動をして、体を疲れさせる
- 体を冷やさない